参加校の北中城小学校さんの取組の様子が2011年11月18日付けの琉球新報に掲載されました!
「ウチナーンチュ大会 思い出をもう一度 北中城小、切り抜き新聞制作」
新聞記事を通して第5回世界のウチナーンチュ大会を振り返ろうと、北中城小学校(平田清美校長)の6年1組の児童40人が10月28日、切り抜き新聞作りに取り組んだ。児童は記事の再構成や配置に苦戦しながらも、級友と話し合いながら世界で一つだけの新聞を作り上げた。
同小は、大会に合わせ来県した県系ペルー2世との交流を持つなど、世界へ視野を広げるための取り組みをしており、そのまとめとして、切り抜き新聞を作った。
3~5人の班をつくり、「感動」「再会」など自分たちでテーマを決めた。「できるだけたくさんの人を登場させたい」と小さな写真で額縁のように用紙を囲む班や、用紙の空白に合わせ記事を再構成する班などがあり、工夫を凝らした新聞が出来上がった。
児童は「沖縄は小さな島だけど、人の力で世界とつながっている」「大会のために世界中から人が集えるのは、平和だからこそ」など新聞に込めた思いを発表した。
大嶺鈴さんは「見る人に大会の感動が伝わるように、写真や色使いを工夫した」と笑顔を見せた。
担任の多和田一美教諭は「作業を通して、ウチナーンチュ大会だけでなく、沖縄に対する関心も深まったと感じる」と、子どもたちの成長を喜んだ。