2011年11月13日(日)付け琉球新報に伊是名小学校での交流会の様子が掲載されました!
【伊是名】第5回世界のウチナーンチュ大会実行委員会が企画した「レッツスタデイー!ワールドウチナーンチュ事業」の一環で、ニューヨーク在住のてい子・与那覇・トゥーシーさん(70)がこのほど、伊是名小学校(森元幹生校長)を訪れ、児童らに講演した。
与那覇さんは名護市出身で、ニューヨーク沖縄県人会長として活躍し、大会で功労者として表彰された。20代で米軍基地内で働いていた時に米軍人の夫と出会い、結婚して渡米。3人の子どもをもうけた。夫はベトナム戦争後、枯れ葉剤の後遺症で亡くなったが、子どもたちの意向もあり、その後もアメリカに残った。
講演では児童ら一人一人に将来の夢を尋ね、「ゴールを決めて具体的に行動していかないと、夢はいつまでも夢になる。忍耐強く我慢し成し遂げることだ。本を読むのはとても大切なので、忍耐強さにもつながる。ぜひ本を読んでほしい」と自らの体験を交えながら語った。
最後に体育館の舞台に上がり、琉舞などを披露した。また、ウチナーンチュ大会で踊った「ワッターシンカヌチャー」を児童たちに教え、一緒に楽しく踊った。
(東江京子通信員)