2011年10月17日(月)の沖縄タイムスに読谷中学校3年生と読谷にルーツのある海外県系人が交流し、その様子が掲載されました!
読谷中の3年生 移民の歴史紹介
【読谷】読谷出身の県系人を迎える「世界の読谷山人歓迎レセプション」が14日、村文化センターで開かれ、移民学習を続けてきた読谷中学校3年生が来場した県系人に学習の成果を披露した。中には、学習の中で知った移民自身と対面の場面もあり、双方感動した様子。出会いと再会の温かい雰囲気が会場を包んだ。
レセプションには5カ国から県系人約110人が参加し、村内の関係者と音楽と沖縄料理を楽しんだ。読谷中の生徒は開会前に、県系人のテーブルを回り、通訳を通して、パネルや紙芝居で村の移民の歴史を披露した。
1962年にボリビアに渡った新城千恵さん(88)=村瀬名波出身=の歩みを紹介したグループは、新城さんと初対面。新城さんは「私の人生を勉強してくれてありがたい。元気をいただいたので5年後の大会も沖縄に来られる」と感謝。挿絵を描いた伊波雄真君(14)は「まさか会えると思わなかった。喜んでくれたので僕も楽しかった」と満面の笑みを浮かべた。