小学校は夏休みにはいりました~。
出前授業も夏休みに入りますが、南風原小学校からは夏休み期間中に出前授業の申し込みがありました。英語のストーリーコンテストで、南風原の移民をストーリーにした劇や歌を披露するので、その前に出前授業をしたいという先生の熱い要望がありました。
人数は12名で、4年生~6年生までと年代もさまざまです。
みんなは南風原文化センターですでに、南風原の移民の歴史を調べてきていたため、クイズの正解率はほぼ100%でした。すごいです!
当時の移民先の様子など、南風原文化センターで写真を見ていたようですが、実際にフォトランゲージをやってみたり、体験記を読むことで、こんな生活をしていたんだ~ということが分かったと話していました。
ひとつの写真を見ながら、ブラジルのコーヒー農園で働いている写真を見て、「この人たちは家族だよ~」、「家族じゃないよ~」と話しているグループがあり、同じ写真でも、見る人によって考えることが多様なのだということを感じました。
体験記は4年生には使われている言葉だったり、漢字が難しかったようで、声に出して読んであげたら良かったな~と授業が終わってから思いました。
ハワイからの救援物資のブタが送られてきたことも、みんな調べていて分かっていましたが、ONCからブタのぬいぐるみを持っていって見せたところ、わ~かわいい~と言ってみんなの反応がとても良かったです。これは、去年のウチナーンチュ大会の際に、県内のエコショップで手作りで作られたブタのマスコットです。世界に移り住むウチナーンチュの元に届けられ、マスコットを通して交流を行いました。
救援物資はハワイの「オアフ南風原村人会」からも送られていました。ブタだけではなく、ヤギや、南風原の字宮平へ獅子(シーサー)が送られたり、津嘉山の綱引きや旗頭のための材料が送られたり、南風原小学校の校舎を再建するための寄付も、このオアフ南風原村人会から送られてきました。
南風原には最初に移民した金城亀さんを初め沢山います。子どもたちはまだ気が付いていないかもしれませんが、家族や親せきにはもしかしたら移民した人たちがいるかもしれないですね~~~。
そしてストーリーコンテストでは、移民した人たちの気持ちになって、歌を歌ったり、畑を耕すシーンを演じてほしいな~と期待しています!南風原小学校のみなさん、ありがとうございました!
ストーリーコンテスト頑張ってくださいね~!!!