こんにちは。
7月12日は八重山商工高校に行ってきました~!飛行機に乗って行く出前授業は初めてです。担当の先生からも女子生徒がとても元気ですと聞いていましたが、本当にそのとおりで生徒からの“エネルギー”をびしびし感じました!
八重山商工では、「ウチナーンチュと国際協力」というテーマです。
かつてウチナーンチュが出稼ぎに渡った場所で、また沖縄との距離も東京よりも近いということもあり、今も多くの日本人が暮らしているある国の話をしに行きました。
マガンダンウマガ~!(おはよう!)のあいさつでも知られている、フィリピンです!
フィリピンで国際協力や交流活動をするONE LOVEの活動から出前授業をしてきました。クイズでは、沖縄との文化の違いに驚いたことをクイズにしました。みんなも初めて知ることばかりだったので驚きの声が沢山聞かれました。 生徒の感想:日本の文化ではない、バスの降りる時にやることや、あいさつの仕方などフィリピンに行った時に役立ちそうなことばかり聞けた。
沖縄との共通点は気候や食が似ていること、生活スタイルも昔から言われている沖縄の姿と似ています。 生徒の感想:フィリピンは近いところにあって、沖縄の気候に似ていたので、ゴーヤー(クーヤ?)やマンゴーなど、食文化も似ているところも見れた。
昔の沖縄の写真と、フィリピンの写真を比べてみたら、全く一緒の光景だということを紹介しました。
フォトランゲージでは、紙も通常よりも大きかったのですが、少しの時間で紙が足りなくなるくらいびっしり書いてくれました。
フィリピンの友人たちが、私たちに「知ってほしい」と思ったフィリピンと日本の過去について話しました。日本はフィリピンを植民地として支配し、また戦争で一般人を巻き込んだ歴史を持っています。フィリピンの友人のひとりは、日本人に対する憎しみの気持ちを持っていました。“ウチナーンチュ”“日本人”だということは、過去の歴史も一緒について回ります。国が違う相手の国の文化を知るとき、お互いに分かりあおうとする時に、過去の歴史を知っていることはとても大切だということを話しました。フィリピンの友人たちと絆を深めていくなかで、彼の憎しみの気持ちが消えていったことを話しています。
生徒の感想もいくつか紹介します!
生徒の感想: ・フィリピンの人は、日本に昔あんなひどい事をされたのに、憎しみの心を持っていても、とても優しく迎えてくれるという“優しさ”に気づきました。今私たちはフィリピンのために何ができるのか?
・沖縄(日本)とフィリピンの国の違いもそうだし、文化の違いが学べました。似た文化もあったけど、平和を求めているのは両方同じだと思います。こういう機会で世界みんなが一つになれたらいいと思います。
フィリピンの民族衣装も最後に紹介しました。結婚式や祝い事、特別な時に着ける正装服です!感触はどんな感じなのか、着けてみて、触ってみて感じたことを発表してもらいました!
八重山商工高校のみなさんありがとうございました!