去る7月19日、豊見城南高校へ行ってきました~☆
今回は、「ウチナーンチュと国際協力」というテーマで、県内でNGOとして活動しているONE LOVEさんが講師という形で招かれました~♪
ONE LOVEは、キリスト教学院大学の学生が主体となって活動している団体で、フィリピンとネパールで自立支援、生活教育支援を行っている団体です♪
私も今回は、ONE LOVEの一員として出前授業に行ってきました~(^0^)
まず、体育館に入ってビックリ!!!!!(0o0;)
講師!!!??
ひと学年合同ということだったので、講演会という形になってしまいました(-0-;)
講師という形で出前授業をするのは、私たちも初めての経験で、緊張と不安でいっぱいでした。
今回は、私たちONE LOVEが活動を始めたきっかけから、現在までの活動の様子を紹介しました~☆♪
まずは、私たちが活動しているフィリピンの民族衣装の紹介(^0^)♪
フィリピンの女性と男性が着る民族衣装をそれぞれ紹介し、特に男性のバロンと呼ばれる正装は、バナナの繊維で出来ていることを知るとみんなから「へぇ~」という声が!暑い国フィリピンの民族衣装というと風通しがいいのかな~と疑問に感じていた生徒もいましたが、実際は以外に風通しが悪いんですよね~(^^;) でもその土地の特産物を使って民族衣装が作られているってすごくいいですよね~☆♪
さて次は、フィリピンク~イズ!!!
私たちが実際に現地へ訪れて、沖縄の人とは違う驚いた習慣や文化を紹介~☆
『フィリピンの人は、人を呼ぶとき「プス~プス~」と口を使って呼ぶ』
「フィリピンの人が、まゆ毛を上にあげるとYESという意味」
『フィリピンでは、年上の人に敬意を表す意味で、右手で相手の手を取り自分の額にあてる「マノポ」という礼儀作法がある』
みんな沖縄とは違う文化や習慣に、驚いたり感心した様子でした~(^0^)
少しフィリピンを知ってもらったところで、もっとフィリピンを身近に感じてもらおうと、「フィリピンと沖縄の共通点」を紹介しました~♪
・南国の島国 ・ 食文化 ・ 暮らし ・歴史 ・人柄
を挙げて、私たちの暮らす沖縄との共通点を見ていきました~☆
一番生徒たちが驚いていたのは、フィリピンの島の数っ!!!
フィリピンも沖縄と同じく、周りを海で囲まれた島国で観光業がさかんな国!
でもフィリピンは、世界で島の数が2番目に多い、7107の島からなる群島国家です!
最初は「20!」と声があがり、「まだまだ!もっともっと~!」とオークションのように数をあげ、7000以上の島々があることにすごく驚いた様子でした(^^)♪
また、ゴーヤーちゃんぷるーやマンゴー、パパイヤを食べる習慣だったり、うちな~タイムのように時間に寛容な所や、ホスピタリティに溢れる心を持っていたりとフィリピンってほんと沖縄と似ている所がいっぱいなんですよね☆♪
フィリピンのことがもっと知れたところで、私たちが活動を始めたきっかけや、ものづくりを通した支援活動の紹介をしました~♪また共に活動を続けている現地の仲間たちが以前住んでいたスラム街や、強制撤去後の移動先での厳しい生活環境について話し、写真を通してフィリピンの子どもや若者たちの現状を伝えました。
最後は、「わたしのせいじゃない」というタイトルの紙芝居。
私たちが暮らしている沖縄と発展途上国と呼ばれるフィリピン。
本当にわたしたちとは「無関係」なの?
私たちが普段食べているフィリピン産のバナナ。
バナナの裏側には、安い賃金で過酷な労働環境の中働かされているフィリピンの人たちがいるという現実。
世界で起こっている困った現実は、私たちとは本当に無関係?
「わたしのせいじゃない」のかな?
しんと静まり返った体育館。
みんな紙芝居に聞き入っている様子でした。
学年全体ということで生徒の数も多かったのですが、積極的に感想や質問を投げかけてくれたので、私たちもフィリピンの子どもたちのことを出来る限りたくさん伝えました!
暑い中、私たちの話を聞いてくれた生徒のみなさんや先生方に感謝の気持ちでいっぱいです!豊見城南高校のみなさん、貴重な経験をありがとうございました(^0^)/♪