昨日、読谷中学校の移民学習の発表会へ行ってきました!読谷中学校3年生が移民の写真や映像から学んだ後、読谷村の移民に関する資料をもとに調べ学習に取組んできたとのこと! 3名1組になり、それぞれが気になった地域、テーマ、人などを取り上げ調べ、模造紙1枚にまとめていました。
それを、ポスターセッションをしていました。ポスターセッションとは、発表方法の一つで、たくさんあるグループを2つに分け、前半と後半で「発表者」と「聞き手」が交代してお互いの発表を聞いていきます。
ブラジル、ボリビア、ハワイ、ペルー、アルゼンチンなどの地域別の読谷村人(会)について、個人の生き方に焦点を当てたもの、読谷村の人々が住んでいる国について、また読谷のどこの字から移民が何人出ているのかなど80くらいのグループがありますが、内容があまりかぶることなくそれぞれの視点から移民について調べているとのことでしが。全部見ることができなかったのが、残念。
地域の村史編さん室の方、役場の方、保護者、先生、また1・2年生も見学に来ていました。
それぞれの発表の後に、先生から一つなげかけがありました。各字の移民数を調べたグループのポスターを見ながら、「(最も数の多い地域は)なぜ移民者数が多いのだろう?昔何があったのだろ?」
生徒たちは、調べ学習をする中で海外に渡った読谷の人たちが、苦労を乗り越えながらたくましく生きてきたところから多くのことを学んだようでしたが、外に目を向け自分の生まれ育ったところから海外に渡った人たちの生き方から学び、さらに自分の住んでいるところで昔何があって、多くの人が海外に渡ることになったのかを考えることは、地域と世界をつなぐ一つの視点になるのではないかと思いました。それが今の時代とどうつながっているのか。
読谷中学校の取組みは、すごく参考になる取組みだと思いました。沖縄移民の全体から読谷に焦点をしぼり、地域で地域から学んでいく。これからも続くようなので、どんな学びが生まれるのかとても楽しみです♪
Mさんは、2006年の一校一国運動の取組みに参加された後から、学校が変わっても移民学習に取組んでこられたようです。 Mさん、声を掛けてくださってありがとうございました!引き続きよろしくお願いします。