沖縄市東南植物楽園で開催されている幸寿大学で「沖縄移民」の出前授業を実施しました！
60～80代くらいの方々が真剣に学びあう講座。
琉球から沖縄の世代わりの中で、沖縄戦前後の世代わりの中で、多くの県民が家族を救うために海外移民となった歴史を写真、映像を元にワークショップを行いました。

グループの中で、
・私はフィリピン帰りよ
・祖母・母共にアルゼンチン生まれよ
・ボリビアの友人を送るために那覇港に行ったのよ～

親戚をはじめとして、友人までたどると殆どの受講生の関係者が移民関係者となるります。
子どもたちに同じ材料を提供してもどこか遠い話なので、大きな違いを感じました。
戦後直後の映像、ハワイ移民の映像「海から豚がやってきた」で戦後直後の沖縄が映ると、自分や知人が映っていないか食い入るように眺める受講生。
写真や映像で昔のことをいろいろ思い出していく、回想していく様子、涙する様子に私も胸が熱くなりました。

世界のウチナーンチュの皆様だけでなく、こうしてそれを支え、支えられたお年寄りの皆さんがいて、また今の沖縄がある。とても楽しい時間で、私が一番学んだ時間になりました。