普天間中学校の1年生に、「レッツスタディ―!ワールドウチナーンチュ事業」の出前授業を行いました。
1年生の地理の時間の中で、南米大陸について学習したという事で、
南米への移民の歴史や、南米住むウチナーンチュの現在の生活についてお話してきました~。
現在那覇市の研修生として来ている、ブラジルのシンチアさん、ボリビアのディアナさんにも協力いただき、2人が持っている写真を通して、現在の現地での様子について説明してもらいました。
那覇港を出発する船の写真では、見学に来ていた事務の方が、
「親戚がアルゼンチンに移民するといって、お見送りにいったんだよー。懐かしい光景。」と話してくれました。
遠い昔のことだと思っていた子どもたちにとって、近く感じた一瞬になったと思います。
![どのような場面なのか、どんな気持ちでそこにいるのか、話し合っている様子。](https://www.oki-ngo.org/lets-study/wp-content/uploads/2016/12/DSC04570-768x576.jpg)
![ブラジル出身のシンチアさん。婦人会について説明してくれました。とても明るおばちゃんたちが県人会を支えています!](https://www.oki-ngo.org/lets-study/wp-content/uploads/2016/12/DSC04578-768x576.jpg)
![ボリビア出身のディアナさん。コロニアオキナワの学校では、運動会でエイサーをすること、着る衣装や獅子舞、旗頭は自分たちで婦人会が作っていることを説明してくれました。](https://www.oki-ngo.org/lets-study/wp-content/uploads/2016/12/DSC04576-768x576.jpg)
質疑応答の時には、「どんな料理を食べているの?」、「沖縄ではどんなところに行ったの?」、「ボリビアでも日本のテレビは見れるの?」など出てきました。
また、「どんなアニメを見ているの?」の答えに、子ども達からは、「一緒だ―!」と声が聞こえました。
沖縄の反対側にあるボリビアとブラジルが近くに感じた時間になったと思います。