1月10日(土)、11日(日)は国際理解・開発教育指導者養成講座の中上級編でした。
中上級編は過去に本講座の初級編の受講者および国際理解・開発教育をすでに実践されている方を対象に、さらに学びを深めていく講座になっています。
今回は開発教育協会(DEAR)の中村絵乃さんを講師としてお招きし、2日間かけて学びを深めていきました。
★☆内容☆★
1日目『対立解決』
1.開講式
2.アイスブレーキング
・「4つの窓」で自己紹介
3.ワークショップ「気持ちとニーズ」
・気持ちビンゴ
・気持ちとニーズ:最近イラっとした経験を書き、その時の気持ちと求めていたニーズを知る。
4.ロールプレイ
・教師役と生徒役にわかれ、ロールプレイを行い、生徒役のニーズを引き出す。
5.自分の問題・対立の分析
・自分自身の対立の分析をシートに記入し、自分のニーズに気づく
6.ふりかえり
参加者の声:対立の本質にたどり着く方法がわかりました。これまで、対立の表層に気をとられて(対立の)出発点まで掘り下げて考えていなかった気がします。このことに気づき、解決に向けた思考を鍛えることが出来ました。
■2日目
1.オープニング
・前日の感想を言いながら自己紹介
2.写真を使ってコンパス分析
開発が起こることにより、どのような変化が起こったのか、どのような変化を起こしたいのかを考える。
3.豊かな社会にとって大切なこと
カードの中から、「自分にとって豊かであるとはどういうことか」を考え、グループで共有。
4.持続させたい、変化させたい未来
地域にあるもので、2030年までに続いて欲しいもの、残したいもの、よりよくしたいものを考える。
5.ふりかえり
・学んだこと、気づいたことを振り返る
6.今後に活かしたいこと
7.閉講式
参加者の声:残したいもの、なくしたいものは多種多様だったけど、1つなくせたら(解決できたら)他につながっていく部分も多かったので、身近な自分が取り組めるところから、未来を少しでも変えていけるのかなと考えました。