みなさん、こんにちは!いつもONCの活動、HPをご覧いただきありがとうございます。
2024年3月28日(木)に開催した「Re市町村デザイン(市町村ヒアリング会)」の活動報告を書いていきたいと思います!
そもそも、「Re市町村デザイン」って何?と思われる方が多いかと思います。
この取り組みは、沖縄県が2009年に策定した「おきなわ多文化共生推進指針」にそって現在の各市町村の取り組みを整理し、外国人の流入傾向や在住目的を考察した上で、今後沖縄県全体、そして各市町村で必要になる取り組みについてみんなで考えるという目的で開催しました。
アドバイザーを担当してくださった新居みどりさん(NPO法人国際活動市民中心<CINGA>(シンガ))を中心に、対面・オンラインで参加してくださった市町村の職員さん、県庁職員さん、JICA職員さんがグループワークを通して取り組みを深堀りし、現状・課題・展望の把握を行いました。
また、今回の参加市町村は、過去沖縄県の「多文化共生モデル地域」となった市町村に加えて、県内で先駆的な取り組みを進めている計6市町村と、沖縄県、JICA沖縄でした。
以下は、会の様子を少しだけお見せします!
↓まずは対面参加の方もオンライン参加の方も一緒に自己紹介♪
↓新居さんによるミニ講和。
各市町村の在住外国人の国籍と在留資格の統計データを見ながら、流入傾向の分析、今後必要とされる施策について考察していただきました。県・市町村のこれからの取り組みを考えるうえで、とても参考になりました。
↓各市町村の取り組みを付箋に書き出し、「おきなわ多文化共生推進指針」に沿って整理をしていきます。
最後は各市町村の独自の取り組みについてそれぞれが共有する時間を設けました。
こうして整理してみると、力を入れている取り組みや、少し手薄になっている分野が一目で見てわかるようになりました。
本会は沖縄県内における市町村の取り組みに関する調査となっていますので、5月ごろを目途に、報告書が沖縄県のHPで公開されます。乞うご期待✨
さいごに・・・
あっという間の2時間でしたが、参加スタッフにとっても多くの収穫がありとても勉強になりました。会の終了後も、みなさんがそれぞれに意見交換をされていたり、お話をする様子が見られました。
今後もこのように各市町村が情報共有できる時間や、多文化共生に関してインプットできる機会を設けながら、行政、市民や団体、企業などが連携できる仕組みが必要なのではと感じるこの頃です。沖縄県全体で、<多文化共生>について考えていけるようにしたいですね!
最後に活動に参加してくださった方々の感想を少しだけ紹介させていただきます。
●在留外国人の人数は把握していても、そのデータから何をどう読み解けばいいのか、という基本的なところがわかっていなかったので、データから見える各市町村の状況を教えていただき大変参考になりました。
●県の指針にもとづいて、それぞれの活動を共有、整理できたことはとてもよかった!自分たちがどの分野をおこなっているのかの整理にもなり有難かった。
●各市町村で在留外国人の在留資格が様々なことに驚きました。在留資格ごとに応じたアプローチについて様々な事例を知ることができ勉強になりました。
などなど、その他にもたくさんのご意見・ご感想をいただきました。
参加してくださったみなさん、お忙しい中アドバイザーを務めてくださった新居さん、本当にありがとうございました!