前回の豊見城中学校に続いて2校目となりました。今回はじっくり2年生1クラス対象での実施となりました。校長先生からは、やんちゃな子も居ますが…と聞いていたものの、とても活発で、しっかり意見を出してくれるクラスでした!
豊見城中学校では、2コマ連続でしたが、今回はショートバージョン。
キリ学の学生5名がサポートに入ってくれて、グループトークも盛り上がっていました!
日常生活の中でセクシャリティーの基づいた発言、思わず言ってしまったことなど・・・
「女子力高いね~」「レディーファースト」「女の子なら足閉じなさい」「女子がアガと言ったら、痛いと言いなさいの言われたことがある」「男女での色のイメージ:男は青、女は赤とかピンク」
学校の校則や設備、仕組みの中で性別の支援や配慮が必要なこと、問題だと感じる点・・・
豊見城中学校同様な意見が出ていました。
男子の長髪、誰もが使えるトイレの設置、同じスポーツなのに、男女で部活が分けられていること:男子バスケと女子バスケなど。その他こんなアイディアも出ました!
・トイレ表示をレインボーカラーに!
・男女制服を選べるように!
・アライを意思表示できるように!
最後は、担任の先生からのコメントで、LGBTの学生時代の友人のお話がありました。
「カミングアウトされないと友達のほんとの気持ちに気づけなかった。悩んでないでもっと早く話してほしかったと伝えたところ、友人からは、なんと思われるのか怖かったと…お互い大事な友人を失いたくないからこそ、言いたくても言えないことってあるんだなーと」
今日の講座で担任の先生もアライの事を知って、アライという意思表示ができるともっとそういう悩みを抱える人が減るんじゃないかと思うと話してくれました。生徒たちの気持ちに寄り添ったコメントをいただきました。
長嶺中の生徒さんから出た意見やコメントも豊見城市へ届けたいと思います。
長い間決められてきた校則やルール、学校の設備などはすぐに変えることはできないけれど、そこの関わる人たちが何か違うな?と思ったらそこで声をあげていかない限り変わらない。それは社会に出ても同じですね。
間違ったこと、違うと思ったことには声をあげられる人になれるといいですね。
Q.アライとは…
性的マイノリティのことを理解し、応援する人のこと。