【JICAフェスティバルにてイベント開催!SDGsホームルーム「おきなわの未来」SDGsアクションを作ろう】
おきなわ国際協力・交流フェスティバル2020今年はオンライン配信での開催となりました!
そのプログラムのうち、今年は2つを沖縄NGOセンターで担当させていただきました!
そのひとつ、県内の中高生たちが、おきなわの未来の課題について意見を出し合い、その解決策を沖縄県、玉城デニー知事に提案するというイベントでした。
若者の参加、若者からのプロジェクト案はとても新鮮で、大人顔負けの提案がたくさんありました!
午前中に中高生のみ集まって、グループで各テーマについて意見交換しながら提案を出していく。
テーマは・・・
・沖縄の自然環境
・沖縄の貧困・教育
・沖縄の働く環境、住み続けられる街づくり、作る責任・使う責任
・沖縄のジェンダー平等、LGBT
・沖縄の歴史・文化
▲5つのグループがそれぞれ熱い意気込みでプログラムに取り組みました!(1人1人が目標を掲げました!)
ジェンダーのグループは特に、自分たちの生活にもあるはずだが、なかなか実感ができていないという中で、何が課題なのか見つけることが難しかった・・・
それでもすべてのグループで、大学生リーダーを中心に掘り下げていくと、彼らなりに見つけ、提案にまでたどり着くことができました!
さすが!若者たちの頭は柔らかい😊
▲参加者全員でSDGsのワークショップを受講中
▲みんなで意見を出し合い、真剣に楽しくグループワークに取り組みました
午後は、ドキドキの玉城デニー知事との対話の時間。
午前中に出てきた各課題への解決のための提案を玉城デニー知事に伝えました。
デニーさんを目の前に生徒たちはまたまた緊張の様子・・・
それでも自分たちの言葉で、自分たちの表現方法で発表。ダンスを披露してくれたグループもありました♪
▲グループで工夫をこらして発表に挑みました!
生徒・学生たちが自ら知り、考え、提案(行動しようとするきっかけを作る)まさに開発教育を感じた1日でした。
みんなのキラキラした目忘れられない。
誰一人取り残さない、取り残されない沖縄の未来を作っていきましょう!
~参加してくれた中高生からのコメント~
・私はいつも自分の意見を言える場を探していました。まさにこのような場所だと私は思いました。SDGsについて、環境や自然について、こんなにも熱く語れたのは初めてです。
・初めのうちは、緊張してあまり話すことができなかったけれど、グループの人達や大学生の方が優しくきいてくれて話しやすくもなったし、もっと話したいと思えるようになりました。今回のここでの学びをもとに、もっと沖縄に目を向けたり、世界規模でも考えてみたいです。
沖縄に関する問題、原因、改善点を見れて、私たちにできることが見えてきました。他のグループのできることをきいて、具体的で明日からにでもできることが多く、尊敬したし、とても刺激をうけました。とても良い経験になりました。
・これから、沖縄の道開拓人(みちあきんぐゎー)になれるよう、頑張っていきます!いっぺーにふぇーでーびる!
~グループファシリテーターを務めた大学生からのコメント~
・まだ仕事をしていない中高生にとって、何が問題かをイメージさせることが難しかったです。少し難しいテーマだったが、みんなそれぞれの思いを出してくれて中高生の視点から考えて意見をまとめることができ良い経験になりました。
・中高生の意見や考えがまちづくりに、世界に発信される機会がもっともっとあったらいいのにとあまりに充実しすぎて感じました。
・沖縄はやはり熱い県だと感じた。ここまで国際交流・SDGsに力を入れる県は日本中どこを探してもそうそうあるものではないと感じる。もう少しここで国際協力を勉強したい。
・今回の参加をきっかっけに、こんな私でも行動さえすれば、少しずつ地域や社会を変えることができることが分かったので、SNSでSDGsについて発信したり、YouTubeからSDGsに関するわかりやすい動画を拡散したいです。そして沖縄が一人でも多くの人の意識が変わり、注目されると思います。
今回のプログラムは、来年初め頃にオンデマンド教材になる予定です!
県内の学校現場、教育現場でも、社会、世界を変えるのは私たち!の授業を広めていってもらえたら嬉しいです♪
参加してくれた中高生のみなさん、大学生リーダーのみなさんありがとうございました!!