8月3日(土)に、立教大学社会学部のみなさんへ多文化共生のワークショップを実施しました!
今回は沖縄の移民の歴史を知り、体験し、日系人の方の話を聞いて、沖縄での多文化共生について考えるというテーマでした。
①買い物ゲーム
聞きなれない外国語しか話さない店員さんのお店で買い物体験。雰囲気で答えてみたり、身振り手振りを使って答えたりと戸惑いながらも、みなさんなんとか買い物に挑戦していました。コミュニケーションがうまくいかないもどかしさを感じていたようでした。
★参加者の声★
外国語(ポルトガル語)を話す店員さんからの接客から、言葉が伝わらないことへの不安や焦りを身をもって体感することができました。
②沖縄移民クイズ
写真と共に沖縄移民の歴史についてクイズ形式で学んだり、写真から当時の様子を読み取っていきました。
★参加者の声★
文化の違いがありながらも、お店を開いたり現地の人と親しくなっていった移民たちの様子が大変興味深かったです。
③体験記を劇にしよう!
移民の方の体験記をそれぞれ読み、劇を行いました。
★参加者の声★
・かつての沖縄からの移民たちの生活を知り、現代の移民問題への視点が変わりました。
・移民生活を漠然と大変だったんだろうなくらいのイメージしかなかったので、個人のライフストーリーを知ることができて、面白かった。
④ルーシーの学び
中学生の時にブラジルから家族で来沖した、ブラジル日系三世のルーシーさんの体験談です。
★参加者の声★
・役や台本がないところから劇をするのは新鮮だった。移民の歴史が現在の多文化共生につながる部分が多いという点で、もっと多くの人に自分事として捉えてもらう必要があると感じた。
・最近、日本にも外国人が増えてきているけど、沖縄はそれよりもずっと前から移民の送り出しをしており、移民に対しての知識や経験が豊富なんだなと思いました。
一緒に学び合った立教大学のみなさん、ありがとうございました!