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ネパール献血者協会1周年~命をわかちあう献血~ 司会で参加しました!

こんに血は!

 

誤字ではありませんよ?  こんに血は!!

 

皆さん、6月14日は「世界献血者デー」ってご存じでしたか⁇

世界献血者デー・・・

この記念日は血液という「いのちを救う贈り物」をくれる献血者の皆様に感謝するとともに、血液製剤を必要とする患者様のために献血が欠かせないことを知ってもらう日となっており、世界各国で工夫を凝らした様々なイベント等が行われています。(日本赤十字社HPより)

https://www.jrc.or.jp/donation/blood/news/2021/0611_018558.html

 

 

今年の「世界献血者デー」のテーマは、

“Give blood and keep the world beating”

安全な血液供給を確保するための若者の役割に特に焦点を当てています。

 

さて今回は、この「世界献血者デー」をきっかけに献血の輪を拡げるとともに「沖縄在住のネパール人の皆さんが立ち上げた団体「ネパール献血者協会」の設立1周年を記念したイベント「ネパール献血者協会1周年~命をわかちあう献血~」が開催されました。私達、沖縄NGOセンターも協力団体として企画・運営に携わり、当日は当センタースタッフが司会進行を務めさせていただきました!

 

準備&リハーサル中!

 

 

イベントは、ネパール国歌と那覇市歌の斉唱からスタートしました。

ネパール国歌&那覇市歌斉唱後、挨拶をするネパール献血者協会 タマンさん

 

 

開会挨拶後、イベントの開催背景やプログラムについて紹介され、ネパール献血者協会のメンバーで当日参加が叶わなかったニマさんから、参加者に向けて歓迎と感謝の気持ちを込めたウェルカムビデオメッセージが送られました。

 

参加者に向けウェルカムメッセージを送るニマさん

 

 

ウェルカムメッセージの後は、ネパール献血者協会の皆さんによる、献血の重要性・必要性を伝える劇を実施しました。

ストーリーは、主人公の母が病気で血液が必要になり、主人公は母親の為に血液を探して回るというもの。

 

知人・友人に血液を貰えないかを聞いて回るものの、母親の血液型との不整合や                      献血への偏見等の理由でなかなか手に入らない・・・

 

困った主人公は献血ルームに相談すると、自分の血液でも母親を救うことができることを知り、自身の血液で母親を救う!

 

劇の後は、世界各地で献血をし、過去200ℓ以上の血液を提供してきたアルジュンプラサードさんによるビデオスピーチを紹介しました。

 

 

ビデオスピーチ後は、ネパール献血者協会代表のラフルさんから同協会の歴史と概要、そして今年の目標をスライドを交えながら発表していただきました。

ネパール献血者協会設立の経緯について紹介するラフルさん

 

最後に、ネパール献血者協会のメンバーと参加者を含めて2グループに分けて、感想やコメントを共有しました。

 

感想・コメント・質問

・アイルランドでは外国人が献血を受けられるかの確認に3ヶ月かかるとのことだったが、確認に要する時間は国による?

→ 国による。日本では赤十字がその任を負うが、国によっては民間企業が行っている場合もある。日本は比較的早い。

 

・コロナ関係でも外国人に対する問診票の扱いがハードルになった。問診票をはじめ、献血を受けるために必要な書類を外国人にわかりやすくすることが必要。沖縄ではコンベンションビューローがサポート事業を行っている。

→国に認可されるか否かはさておき、まずは外国語版」問診票のフォーマットが欲しい。

 

・せっかく献血をしに来てくれたのに手続きの問題で献血させられないのは申し訳ない。

 

・手続き等の外国人へのハードルを下げることが、結果として日本社会の強靱化に繋がる。

 

・ネパールの方が他者のために献身的に動くのは国民性?

→はい。

 

・献血は人種も国も関係ない。

 

・現状、外国人向け問診票などの整備ができていないなら、沖縄が先頭になり発信していきたい。

 

 

ネパール献血者協会の皆さん、若狭公民館の皆さん、ありがとうございました!

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