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日本(本土)復帰50年を新聞報道を通して振り返ろう

5月15日(日)は沖縄が日本(本土)復帰50年を迎え、歴史的な日となりました。

復帰を沖縄のことだけに終わらせず、日本全体で考える日にしたいと願い、沖縄が日本(本土)復帰したことによる沖縄の世替わりや歴史背景を共有する時間を持ちました。

 

プログラム内容☆

・参加者自己紹介(あなたにとっての本土復帰とは?)

・「沖縄を返せ」の歌を聴き、意味を全体で共有

・沖縄の復帰前後の写真を見てみよう

・日本(本土)復帰に関する動画視聴

・新聞情報を読み解く

・参加者からの感想・コメント

 

 

参加者は20名。そのうち10名以上が県外からの参加でした。

持ち寄っていただいた新聞も多岐に渡り、沖縄タイムス、琉球新報をはじめ、朝日新聞、東京新聞、日本経済新聞、山梨日日新聞など沖縄県外の新聞も多く集まり、新聞を読み解く時間は色々な視点をおさえることができました。

 

参加者の中には、東京と沖縄で開催された式典に参加された方もいらっしゃって、東京と沖縄のそれぞれの様子も共有してもらうことができました。

 

各社新聞読み比べてみて・・・

・沖縄のことを取り上げられていて、わかりやすい表などもあり。

・りゅうぽんに子ども向けにわかりやすく掲載

・熊本では、沖縄復帰50年のアンケートがあった。東京と沖縄以外でもこのような記事があがって興味深い。

・小さい記事ではあったが、沖縄に基地が7割、県民所得も7割。

・教育に関することが取り上げられているが、どう取り上げていくべきかが課題。

・山梨日日新聞には沖縄で連載がされている。沖縄には借りがあるという意識。

 

☆参加者からのコメント☆

・自分に何ができるのか?

・祝感なしで、課題あり、お祝いモードはない

・動画を見たことで新しく知ることができ、新たな視点が生まれてよかった

・コザ暴動について、暴動だったのか!?学校現場で見直し、騒動って言ってみたり、事件や抗議運動、解釈を変えていく必要があるのか?復帰のワードも同じく、日本復帰?本土復帰?祖国復帰?など・・・沖縄の人はどのように考えているのか?

・沖縄のことについてこんなに県外(東京)で語られるのは嬉しい。

・密約の話を聞けたのは新しかった。

・基地負担でしわ寄せが起こっていることに何ができるのか考えるきっかけをもらえた。

・沖縄のこと勉強している。今日話したことで、新しいこと、隠れていることを知ることができた。

・他府県の新聞情報を知ることもできた。式典もなにか腑に落ちない。複雑な気持ちになった。

・今日交流できたのはよかった。

・記念日報道は時が過ぎると熱が冷める。東日本大震災、原発などのことも継続できていない。基地についても県外の方々も一緒に考えていけたらいい。

 

 

沖縄の歴史を振り返るとなると毎年のように慰霊の日は学校現場でも当事者のお話や、資料館などに出向いて課外学習なども行っていますが、日本復帰を境に今日の沖縄に残る課題などにも焦点があたり考える時間となりました。

今年は復帰50年という節目でもあり、全国各地で大々的に沖縄に焦点があたる年となりますが、沖縄からは改めて今年のみならず、今の生きる人たち、これから社会の担っていく人たちと一緒にこれからの沖縄のことを考えていけたらいいな、と思う時間となりました。

 

沖縄タイムスさんにも掲載してもらいました。

 

来月は6月23日慰霊の日にまたみなさまと沖縄のことを考える時間を作りたいと思っておりますので、またのご参加お待ちしています(^^♪

 

県内外からご参加いただいたみなさまありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

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