コロナ禍、世界のウチナーンチュに
〝 沖縄 〟を届けた高校生たちがいます。
イチャリバチョーデー
~繋がろう ウチナーンチュの輪~
うるま市にある県立中部農林高校の生徒さんたちが、世界のウチナーンチュに向けて2回のオンラインイベントを開催しました。
きっかけは授業の中で行われたペルー沖縄県人会の方とのオンライン交流でした。交流の中で、現在、ペルーをはじめ多くの国の沖縄県人会で、新型コロナウイルスの影響を受け、県人会活動ができていない現状を知った生徒さんは、「何か自分たちにできることはないか」と今回のイベントを企画しました。イベントの中でパフォーマンスをする演目も自分たちで決め、会場の設営まで生徒さん自ら行いました。
当日は、琉球舞踊やちゃーがんじゅう体操、沖縄の夫婦音楽ユニット「ちむぐくる」さんの歌と演奏に合わせて手話で歌詞を表現するパフォーマンス等を、世界のウチナーンチュに届けました。
また、イベントの最後には、関係者の繋がりを通して60年前の卒業生(ブラジル在住)の方や、現在、県外にお住いの卒業生の方との交流も叶いました。
参加者からのコメント
『このような取り組みをしていただき、ありがとうございます。』
『ありがとう。私のおじいさんは沖縄出身です。 』
『ちばりよ~~。』
生徒の感想
『イベントの開催日ギリギリまでパフォーマンスの内容について話し合ったりしたけど、当日楽しめたから良かったと思います。』
『沖縄を世界に届けられたと思います。』
開催に際して、中部農林高校の先生方をはじめ、歌手のちむぐくるさん、ペルー沖縄県人会の皆さん、報道の皆さん、撮影、配信、音響など裏方など多くの方にご協力をいただきました。
今後、この繋がりを継続していけるように、シェアブックを作成しているところです。
またご報告させていただければと思います。