JICA指導者養成講座初級編1日目を7月に開催してから、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた2、3回目を開催することができました!
1日目は、これまで講座に参加して下さった方の実践例をきき、テーマ決め!
2日目は、実際に授業案をたてていく時間。となりました。
1日目のはじめは、みなさんお久しぶりということで「おもしろいこと教えます」というアイスブレイクから始めました♪二つのグループに分かれて、最近あった良いことなどをシェアして、ほっこりした気持ちでスタートしました!
実践例紹介①身近な生活をダイエット
講師は過去に教師海外研修にも参加された、譜久山先生。
実際に生徒に実践した様子を伝えてくれました。
気候変動を食い止めるためにはなにができるか?をどんどん書き出していくと、すごい量に!完璧になくすことは難しくても、少しずつ減らしていくことはできるかも。と思わされたワークショップでした。
実践例紹介②
過去に指導者養成講座に参加された、大城先生と玉城先生に実践報告をしていただきました。
「教科とSDGsをどうつなげたらいいのかわからない」という声が多く聞こえる中で、教科×SDGsや掲示物などを活用した雰囲気づくりなどの紹介もありました。
SDGsの取り組み、授業づくりのポイント紹介
国際理解・開発教育に長年取り組まれている、内山先生を講師としてお招きし過去の実践例紹介や授業づくりの紹介などをしていただきました。
先生自身のアクティブラーニングの自己紹介から始まり、さすが!長年取り組まれていて生活そのものから開発教育を感じさせてもらいました。
そのあとに、取り組みたいテーマを発表し意見交換の時間を持ちました。
今回は、LGBTや地元の良さ、食、環境、アイデンティティなど様々なテーマが出ました。
☆参加者の声☆
・高校地理の気候変動の学習で、自分の生活と結びつける工夫がすごいと思いました。生活とつなげるという点で、SDGsは有効だと思いました。
・掲示物の工夫など、学校の環境づくりが生徒の学びの動機付けになっているということに感銘を受けました。
・教科に捉われず、視点を広げて授業とSDGsをつなげる取り組みは、とても参考になりました。
・SDGsにどうつなげていこうか迷っていましたが、他の先生の実践を聞いて、授業の構成が見えました。
・ぜひ学年や学校に取り組みを伝えていきたいです。また、私たち教師が常にこの授業はSDGsの17のゴールのどこに繋がるか意識しておくことが大切かなと思います。
2日目は前日の振り返り、JICA沖縄の紹介、教材作成の時間でした。
参加者の皆さんから多種多様な授業案が出ました!ここで、少しご紹介させて頂きます。
☆テーマ☆
・多様性が尊重される学校を作るために、多様性を認め合える心を育て、実践できるようになってほしい。
・便利なスマホについて
・様々な人の立場に立って、より良いまちづくりができる。
・日本でのフードロス(給食残量)
・沖縄の身近な自然や生き物に目を向けて親しんでもらう。
・1次関数を使って、地球の未来を良くしよう
☆参加者の声☆
・SDGsのことを難しく考え、敷居が高いイメージがありましたが普段の授業を工夫すれば実践できると思いました。
・内山先生やなおみ先生からアドバイスをいただき、授業プランを考えることができました。また、他の先生の話を聞きアイディアをもらいました。有意義でした。
・さっそく、教材を使って、子どもたちに実践したいと思います。
参加者の方から「さっそく、実践してみたい」「教室から世界につながるSDGsの授業をしたい!」など様々な声をいただき、1月の実践報告がとても楽しみです!
新型コロナウイルス対策で制限されることもありましたが、みなさんのご協力で無事に講座を終えることが出来ました。講師の譜久山先生、大城先生、玉城先生、内山先生、参加者のみなさん、ありがとうございました!
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沖縄NGOセンターでは国際理解教育・開発教育をテーマにした教材の委託販売を行っています。興味のある方は、ホームページの教材販売のページをご覧ください。