2019年9月7日(土)「SDGsはじめの一歩ワークショップ」を沖縄キリスト教学院大学で実施しました!
SDGsを沖縄から始めていくにはどうすればいいかというテーマでした。
①SDGsとは?2つのキーワード
SDGsとは、「持続可能な開発目標」の事です。
SDGsのキーワードの1つ目は「Leave No One Behind」です。これは、「誰一人取り残さない」という意味です。従来の「開発」では多くの人々が取り残されてきた、という認識から来ています。キーワードの2つ目は、「Transformation」です。これは「変革」を意味します。従来の「開発」の考え方や方法では持続不可能である、という認識から来ています。
5、6人のグループで座り、「何のための開発か?」について議論を行いました。
人はより良い社会を求めて、開発を進めてきました。しかし、実際は深刻化する気候、紛争・難民、格差社会、ゴミ問題などが挙げられます。そこで、その「開発」は誰が決めているのか?誰にとっての「開発」なのか、また、その「開発」に参加できていない人は誰か?といった、より多角的な視点からグループで話し合いました。
参加者の声:
・「何のために」「誰のために」この言葉がずっと残っています。SDGsとは何なのか、なぜ必要なのか、ほんの少しだけかもしれませんがわかった気がします。
・誰にとっての開発なのかでランキングが大きく変わることに驚き、視点の大切さを知りました。
②SDGsカードゲーム
金沢工業大学の学生さん達がSDGsカードゲームを行いました。
SDGsにおける問題に対して、どのような強み(リソース)を活かせば解決できるのか、という点について、カードゲーム形式でグループワークを行いました。カードゲームを通すことで、参加者各々が主体的に意見を述べる場を設けることができました。
参加者の声:
・SDGsに関連した内容でありながら、自分の経験を結びつけて新しいアイディアを創り出す過程が斬新で色々な物事に使えると思って楽しみながらゲームしました。
・アクションカードゲームのリソースで楽しいアイディアを出すのが楽しかった。
③参加者ネットワーク
今回のワークショップには、会社員の方や、教員の方、学生など様々な立場の方々に参加していただきました。参加者の方々の立場や、価値観ごとにグループに別れ、SDGsを推進していく上で、何を知るべきか、どのような問題が障壁となるのか、また、自分たちにはどのようなネットワークが必要なのか、といったことをグループごとに意見を出し合いました。
参加者の声:
・色々な職種の人の話が聞けて(多様な考え)、こういう場は大切だと思った。
・地域、学校、企業の様々な取り組みについて知りたくなった。
沖縄でのSDGsの取り組みはまだ始まったばかり。
これから色々な立場の方が、様々な形で広がるでしょう。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!