10月も下旬! 少しず~つ秋の足音が聞こえてきましたね。
季節の変わり目!皆さん体調にはくれぐれもお気を付けください!
さてさて、まだ夏の匂いが残る先月9月22日!
西原中学校にてレッツスタディー!ウチナーネットワーク事業の出前講座を実施しました! 今回は事前に講座を撮影し、映像に合わせて進行するという新たな試みでの実施となりました!
というわけで、実際の講座で我々は映像で講座を行い、教室での進行は世界の民族衣装を身にまとった西原中学校の先生方が行いました。(これがまた、皆さん似合う似合う)
今回のテーマは「 世界のウチナーンチュ ✖ 平和 」
今回は西原中学校の一年生の皆さんを対象に、世界のウチナーンチュに関わる内容と平和教育を組み合わせた内容で講座を行いました。
あなたの運命は・・・?
「戦場に立つあなた。あなたは大きなガマと小さなガマ、どちらに逃げますか?」
という問いかけを皮切りに沖縄戦のシミュレーションワークから講座は始まりました。受講生の皆さんはどこに逃げるか、持ち物はどうするか、誰を信じるか等、講師の問いへの回答に合わせてすべての行動を決めていきます。どの選択肢を選ぶかによって後の運命が大きく変わっていきます。シミュレーションを終えた後、解説とともに沖縄戦をどう生き延びるか、誰と共に、何を選択したか、そしてその結果がどうなったか、選択肢の先にある運命を受講生に知らせます。
そして、沖縄戦において多くの人々の生死を分けた存在である通訳兵(沖縄移民)について解説し、なぜ彼らが沖縄ととつながっているのかを当時通訳兵であった方の体験談を交えながら説明しました。
「歴史」から「未来」へ →
前半部分のシミュレーションでは、沖縄戦という戦場下では自分が選択した場所そして人によって生死をも左右される恐ろしさを学びました。
後半部分では、それでも助かった命がある、というひとつの存在として「沖縄移民」の方々がいるということを映像を視聴しながら学び、彼らと我々はこれまでどのようにつながり、そしてこれからの未来をどう作っていきたいかを考えました。
~戦後沖縄への食糧・医薬品・衣類・学用品等の支援~
~ハワイから届いた550頭の豚~
~1948年 移民の再開~
~コロニアオキナワへの定着~
映像資料を視聴しながら沖縄移民のはじまりから沖縄戦前後における移民と沖縄のつながりについて学習しました。
そして、現在世界中で暮らす約42万人の県系人と沖縄のつながりの象徴とも言える「世界のウチナーンチュの日」宣言と世界のウチナーンチュ大会の様子を動画で紹介し、100年以上前に始まった移民・県系人とのつながりが今現在まで続いており、そのつながりは「ウチナーネットワーク」として世界中で広がり続けていることを紹介しました。
講義の後は、アンケートを用いてそれぞれの思う「平和」について考え、生徒さん同士で共有してもらいました。こちらではその一部をご紹介します!
Q1.「平和」という言葉を聞いて思い浮かぶことは何ですか?
・戦争や人が悲しむことを起こさないこと
・みんなが楽しく幸せに毎日を過ごすこと
・友達や家族と遊ぶこと
・みんなが普通の生活をしていること
・お互い認め合うこと
・ハト
Q2.あなたは平和には何が大切だと思いますか?
・喧嘩をしないこと、しても謝ること
・世界の人全員が、自分と同じ人間だということを忘れない
・人を思いやる気持ち
・お互いの相違点を認め合うこと
・相手の意見を聞くこと
・お互いを尊重すること
そしてそして・・・
同様の質問を世界のウチナーンチュの皆さんにもしてみました!
最後に講義を通しての感想をご紹介します!
生徒さん
・沖縄の人が移民をしていたことを初めて知った。世界のウチナーンチュの日を大事にしたい
・沖縄の人たちはとても思いやりがあると思った。私もウチナーンチュとして助け合いの気持ちや優しい気持ちを忘れずにいたい
・平和には全員が支え合って生きていくことが大事だと分かったので、私もこれをしっかりできるようにしたいと思った
先生方
・リモートではあるが、生徒たちはしっかり話を聞き、意見を出し合っていたことがよかった。世界には多くのウチナーンチュがいることを知れたし、活躍していることを学べたと思う
・コロナ禍の中で動画を通して生徒に体験をさせることでよりリアルに戦争について考えさせることができていたと思う
・教室で視聴できない生徒も学習することができた
・コロナ禍の状況が落ち着いたら対面でも実施してほしい
今回はコロナ禍で「直接学校に赴いて講座をしたいけどできない!!」という歯痒さの中、動画教材での開催となりました。西原中学校の先生方のご協力も賜り、無事講座を実施することができました。