10月7日(金)那覇商業高校の国際経済科の生徒さん対象に出前授業してきました!
担当のH先生、世界のウチナーンチュ関連にとても興味・関心の高い先生で、何度かONCの沖縄移民に関する出前講座に応募いただいてくれていました(^^♪
こうして長年世界のウチナーンチュに関する授業実践に取り組まれている先生方ってもっとたくさんいらっしゃるんだろうな~と思いながらの初打合せでした。
今年はあちこちの市町村で、コロナでストップしていたウチナーンチュ子弟研修生を受け入れを再開した市町村が多くあります。
那覇市でも今年はブラジルから1名受け入れをしていて、彼と一緒に出前授業ができればと協力を得ての実施となりました。
また、国際経済という学科ということもあり、経済×世界のウチナーンチュをテーマに、ブラジルの経済について少しお話してもらえたら・・・ということで、ブラジルにルーツのある、沖縄在住のエリキさんにもゲストとして来ていただきました!
ついでにポルトガル語のサポ―トもしていただいて、研修生とのコミュニケ―ションもスムーズにできました!
サンレレの演奏ができるエリキさんの演奏で授業はスタート。
ブラジルの国紹介
研修生のヒデキさん、とても緊張している中、一生懸命日本語で国紹介をしてくれました。
ポルトガル語のレッスンも少しあって、オブリガード・オブリガーダ(ありがとう)を生徒たちは覚えていました。
後半は、ヒデキさんも生徒たちと一緒に沖縄移民の歴史を学びます。
沖縄移民の歴史を写真から学ぶ時間
ブラジルで日系人が経営する企業のお話
ブラジルで日系人がどんな風に起業をしたのか!?ご存じですか?
沖縄では模合というと通じますね。
ブラジルでは頼母子(たのもし)というそうです。
あとあと知ったのですが、県外でもたのもしというと通じるんだそうです!
ブラジル料理のお店でもなぜか日系人が経営しているお店のほうが人気があるとか・・・
みんなでてぃんさぐぬ花♪
生徒さんの中にハワイのフラの経験や三線が弾ける子が居て、最後は彼女にてぃんさぐぬ花を一緒に歌ってもらいました♪
★生徒たちからの感想★
・日本の反対にあるブラジルに沖縄の伝統文化が伝わっていることに驚いた。
・沖縄の文化を好きと言ってくれている人がたくさんいてとても嬉しい。
・今後の進路の参考にできてわくわくした。
・世界のウチナーンチュという言葉を初めて聞いた。
・同じウチナーンチュとして誇らしいような、嬉しい気持ちになった。
・ウチナーンチュ大会に来てくれた人たちの国や文化を知り、一緒にできることがあればやってみたい。
・ブラジルと沖縄をもっとつなげて、もっと関わりが深くなったら楽しそう!
・ウチナーンチュのことを思ったより知らないことが多かったけど、このことを残していくのは私たちなので、なんとかして色々身に着けたい。
出前授業の応募をしてくれて熱心に打合せをしていただきました、H先生、ゲストのエリキさん、研修生のヒデキさん、那覇市研修生担当の安里さん、那覇商国際経済学科の生徒のみなさん、Obrigada!