みなさん、こんにちは!
久しぶりに台風が上陸し、先月の暑さとは打って変わって、風が強い日が続いていましたね~。
さて、そんな9月に、開催が危ぶまれていた中、無事沢岻小学校にて出前講座「世界へ旅立ったウチナーンチュ」が実施されました!
あずみさんと沢岻小学校の先生方、浦添市の職員にもご協力いただき、民族衣装を身にまとい、楽器を演奏しながら入場しました!色とりどりの衣装や様々な楽器を演奏し、楽しそうに入場する先生方を見て生徒たちは興味津々♪
今回の授業はボリビアで幼稚園の先生の経験のあるあずみさんを講師に招き講座を実施しました!
沢岻小学校の6年生は国語の授業で「自身の文化を発信しよう」という単元の中で、パンフレット作りが予定されています。講座のご依頼をいただきました、K先生より「学校の中でパンフレットを作っても発信・紹介する相手がいないと子ども達も楽しくないでしょ~」という声から、今年世界のウチナーンチュ大会があることをきっかけにボリビアの子ども達へ発信しようということで、その事前学習として講座をさせていただきました!
衣装を紹介し、衣装から読み取れる各国の特徴について説明とあとは世界の楽器についてのクイズを実施。
アルマジロの甲羅が使われたチャランゴやヤギの爪を集めて作られたチャフチャス、南米の植民地時代の歴史を楽器によって語り継ぐよう生まれたマタラカなどが紹介されました。
チャランゴを弾きながらクイズをするあずみさん。生徒たちは意外にも甲羅が何でできているか正解していました!
楽器紹介の後は沖縄移民クイズを行い、ウチナーンチュとはなにか?初めて移民した国はどこか?何日かけて移民したのか?など、生徒たちみんなの言葉を拾いながら紹介。
また、ボリビアの国の説明や食文化、生息している動物などをたくさんの写真を使いながら紹介していました。現地の日系人の学校では、国語の教科書を使用して授業をしていたことなども紹介していました。
後半はフォトランゲージ「写真から沖縄移民の歴史を知ろう」を行いました!
白黒写真に積極的に感じたことを記入する生徒たち。
完成した後は、それぞれ違う写真を使ったグループ同士で発表をしました。どのグループも感じたことを一生懸命相手グループに伝えていました。
フォトランゲージの後は、世界のウチナーンチュ大会やボリビアと沖縄のつながりについて紹介しました。なんと、ボリビアにはオキナワという地名のオキナワ移住地があるそうです!ですので、沖縄は私たちが住んでいる沖縄と、ボリビアのオキナワと2つあるという事を紹介すると、生徒たちは驚いていました。
世界のウチナーンチュ大会について新聞を使って紹介しているあずみさん。
子ども達にはこれからボリビアの子ども達と交流ができることは秘密♪交流したいと思ってもらえると嬉しいですが、講座の最後にあずみさんから「もし、ボリビアの子ども達が交流したいと言ってきたら、みんな仲良くお話したりできるかな?」と尋ねるとほとんどの子ども達が体を前のめりにして、うなずいていました(^^♪
最後に、沢岻小学校の生徒から頂いた感想をご紹介します!
・出身国が違ってもうちなーんちゅはいるということが面白かった。
・世界に自分と同じウチナーンチュがいることがおもしろく、なぜか嬉しかった。
・外国にいるウチナーンチュがどんな人たちなのか知りたい。
・日本以外にも沖縄というところがあって、そこでエイサーや沖縄の文化が広まっていると知って少しうれしかった。
・ウチナーンチュは他の国にいても仲間を思いやれるから嬉しいと思った。
・外国にも沖縄があるうれしさや驚きなどがあり、その人と交流する時が楽しみだと思った。
・沖縄が他の国でも知られていたり、文化や言葉などを知ってくれていて、沖縄を愛してくれている人たちがいるのが嬉しかった。
今回の講座を通して、世界にウチナーンチュがいることにとても興味を持ってくださり、もっと交流してみたい、一緒にエイサーをしてみたいなど様々な感想をいただきました!
あずみさん、講座依頼をしてくださったK先生をはじめ、6年生の先生方、沢岻小学校の生徒のみなさん、ありがとうございました!!