昨年の3,11の大地震を受けて県内各地で、防災・減災への取り組みおよび地域住民のネットワークづくりが活発になってきました。また本県では台風被害の多い地域であり、地震に加えて台風被害対策も必要となる。今回の各市町村の取り組みを調べてみると、地域における要援助者支援者と地域セーフティーネットの構築が作られつつあるが、要援護者の中には体の不自由な方々、高齢者などがリストアップされています。しかしその中に「言語」の要支援者である県内在住外国人は入っておらず、即急な取り組みが必要と考え、地域ネットワークの中に在住外国人を仲間として迎え入れる仕組みづくりを行い、その取り組みそのものが多文化共生のまちづくりの一歩につながることを期待する。
紙芝居、カルタにて沖縄と世界のつながりを楽しく学ぶ
沖縄と世界を学ぶ教材「チャンプレアンド」民族衣装体験
沖縄県では、災害・防災について感じている事を県内在住の外国人の声を聞きたいと思い、地域住民と外国人がお互いの気持ちを語り合う場を作りました。今回は、うるま市塩屋区さん、浦添市国際交流協会さん、 石垣市さんのご協力を得て、3ヶ所で開催することになりました。在沖外国人と共に、3.11 の震災時に感じていたこと、災害が起きたときの対策はできているのかなどゆんたくひんたくしながら沖縄県民と在住外国人がともに安心して暮らし、声をかけあう関係となれるようなつながりをつくりたいと考えています。
2月27日には、FMよみたんさんに入っていただいて、生放送・インターネット配信しました!
災害時を想定したシミュレーションゲームを通して、
災害が起こったときにどのような行動をとるかそれぞれの考えや意見を出し合っているところ。
石垣在住の外国の方の話を聞いている様子。3.11 のときにどのように感じていたのか、台風などの自然災害が起こったときに感じている気持ちをみんなで聞きました。
地域国際交流協会、日本語クラスの会員およびボランティアさんが集い講座開設しました。
防災グッズも展示し、参考に見ていただいた。 参加者全員で集合写真。たくさんの国の人々と、幅広い年齢 層が集まり日本語、英語、スぺイン語などが飛び交う中でゆんたくひんたくしました。
地域見守りマップの中に外国人世帯をマーキングしています。
防災への備えを話し合う。災害時どのように地域(外国人含む)が連携し合うのか考えている様子